中国に半年以上留学する際には、中国に入国後に居留許可の手続きをとる必要があります。
その際に外国人体格検査記録というものが必要になります。
これがないと中国に長期滞在ができなくなりますので注意が必要です。
そう、僕も博士と同じように同じ勘違いをしてたんです。
でも実は違うんですよ
X1ビザはあくまで留学目的で入国することを認めるもので、ビザ取得で1年間中国滞在が認められる訳ではありません。
これは、ビザ取得から3カ月以内であれば、X1ビザ(留学目的)としての入国を認めるという意味で、3カ月しか滞在できないという意味ではありません。
日本でビザ取得後3カ月以内に中国へ入国し、中国で居留許可の手続きを経て初めて1年間中国での滞在が認められるのです。
今回は、中国で居留許可申請の際に必要となる外国人体格検査記録証証明の取得方法その1として、日本での手続きを紹介します。
この手続きは留学生には必須の手続きになりますので、業者へ手続きを代行されずに自分でやる方は参考にしてください。
外国人体格検査記録証とは
居留許可を取るために必要な書類が外国人体格検査記録証です。
これは、中国に仕事や留学などで長期滞在する外国人に提出が義務付けられているものです。
簡単に言うと、日本でいう健康診断書です
これを中国に出して、健康に問題ないというお墨付きをもらわないと中国に滞在できないということです。
この書類は、日本で事前に病院にて受診をするか、入国後中国で受診するのもOKです。
入国が中国のどの都市でも検査項目は基本同じのようです。
日本で受診する場合は、
日中友好医院或いは国公立病院での受診結果が利用できると中華人民共和国査証申請必携に書かれています。
どこでも受診できるわけではないようなので注意が必要ですね
東京の指定病院のひとつ日中友好医院
僕は日本でやりました。
別に中国を信用していないわけではないですが、検査項目には血液検査もありましたので。
注射針の扱いなど衛生面を考えたら日本の方が安全だなと思ったのが理由です。
東京に住んでいたので、指定病院の日中友好医院に行くことにしました。
ホームページを見ると、この検査を受ける場合は事前に予約をとのことなのでTELで予約。
閑散期なのか、いつも空いているのかわかりませんが、翌日でも受診可能ってことだったので、翌日に予約し病院へ向かうことになりました。
ひとつだけ持ってくるように指示を受けたのが証明写真です。
背景白の3×4と指定されました。
どうやら中国では背景白の証明写真しか認められないようですね。
内容はいたって普通の健康診断
さて、予約当日は窓口にて予約の旨を伝えます。
すると外国人体格検査記録表の用紙を渡されれるので、必要箇所に記入をして窓口に返します。
その後、着替えて検査に入ります。
検査した内容は、次の通り
- 尿
- 身長、体重
- 血圧
- 視力、聴力
- 血液
- 心電図
- X線
- 医師の問診
内容は会社の定期健康診断と同じ内容ですよね。
空いていたので30分程度で終わりました。
希望者はここでワクチン接種などもできるようです。
これで入国後に行う手続きの事前準備はOK
検査後、書類がもらえるのは1週間後。
金額は27,000円もしました。
えらく高いなと思いましたけど保険適用外なので当然といえば当然なのかもしれませんね。
ここでもらった書類やX線のレントゲン写真は全て中国に持っていき、入国後に指定の出入境検疫局へ提出することになりますので、渡航の際に忘れないように注意しましょう。
レントゲン写真がでかくて持ち運びがとても面倒でした。スーツケースに入れて折れたらどうしようとか気にしてしまい結局手持ちで行きました(笑)
レントゲンを持ってるからといって不審がって手荷物検査などで引っかかることはありませんのでご安心ください。
おそらくこれらの検査は中国国内でやった方が安いと思います。
他の外国の留学生に聞いてみたら400ドルくらいと言ってましたので、7,000円弱といったところですね。
2万円も高くつきますが、僕はそこについては安全を買ったと思ってます(笑)
安心を買うか、安さを求めるかはあなた次第です!!!
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